2005年05月13日

【 近景 】空を見あげてるヒト、を見に行く

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厚木基地って知ってますか? と聞いてどのぐらいの人が知っていると答えるだろうか。
初対面の方と住んでいるところの話になった時に、この質問をよくする。なにしろ僕が住んでいる神奈川県の中央のあたりって、あまり特徴がない。
横浜の中心からは近いわけでもなく、かといって湘南、というわけにもいかない。車のナンバープレートの相模が「相撲ナンバー」と呼ばれるジョークがあるぐらいだ。だから厚木基地が近い、ってことぐらいしか説明しようがないのです。

それで、その質問した感じだと、まぁ半分ぐらいは知っている、4割ぐらいは聞いたことはある、残りの人が知らない、という感じかな。
ただ、厚木基地ったって厚木市にあるわけではなく、実際には綾瀬市と大和市にまたがるかたちで、厚木にはまったく接してもいない。このことは、神奈川に住んでいる人でさえも知らなかったりする。


そもそも厚木基地は、1941年から日本海軍の基地として使われはじめ、そのあと終戦後にはアメリカ軍に接収された。1945年8月30日、日本を統治するためにマッカーサー元帥が降り立ったのが、この場所だったのは有名な話だ。

それで現在はというと、横須賀を母港としている米空母キティホークの艦載機(FA-18Eスーパーホーネット)が飛来するほか、共同で使用している自衛隊の飛行機も飛ぶ。

この艦載機はとにかく騒々しい。僕の家はちょうど周回コースの真下にあるので、窓を閉じていても、テレビの音は全く聴こえなくなる。電話している時に通過すると、会話を続けることができず「ちょっと待っててね、、、」と20秒ぐらいは相手に待っててもらうことになる。
それでも今は、訓練飛行の多くは硫黄島の飛行場で行われているので、ずいぶんマシになったとは思うが、、、

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そんな厚木基地も、航空マニアにとっては貴重な存在なのだろう。平日だろうが飛行機が飛ぶ日は、けっこうな数の人々がカメラを構えていたりする。中にはかなり遠くから訪れている人もいるのではないか。
この気持ちはわからなくはない。しかしながら、この騒音にずいぶんと長い間付き合わされている人間としては、飛行機を見あげて素直に楽しめる気持ちにはならないのも確かだ。

過去には、戦闘機の墜落、部品やミサイルの落下などあった。
そして昨年から、キャンプ座間(厚木基地から直線距離5キロぐらいの所にある)への米陸軍第一軍団司令部移転、北朝鮮のミサイルや核開発、そして米軍による北朝鮮への先制攻撃か?、と問題は続いてくる。
この先は、果たしてどういった展開がまっているのだろうか。
もし北朝鮮のミサイルが、すでに配備されているとしたら、この厚木基地や座間キャンプは間違いなくその対象となっているだろう。

ところで、そんなことを考えながらこの文章を書いていて、気がついたことがある。
なにしろ相手は北朝鮮。
なんてったってテポドンだ。
、、、狙いどおりに飛んでくるわけがないじゃないか。

ということは、逆にここは一番安全だと言えるに違いない、、、、たぶん。

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posted by yuji at 01:57| Comment(4) | TrackBack(1) | 近景 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年05月10日

【 旅レポート 】ニュージーランド後日談 3

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<こんな車が売れていた>

一度でもNZに行ったことがあれば、気付くと思います、とにかく日本車が多いと。正確な数字はわかりませんが、全体の7割ぐらいは日本からやってきた中古車が占めているのはないだろうか。
日本ではあまり見かけなくなったホンダの初代シティも、むこうではバリバリの現役だし、時には「**商事株式会社」なんてでっかく書かれた元営業車が、誇らしげに走っていたりする。

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posted by yuji at 03:00| Comment(3) | TrackBack(7) | 旅レポート / NZ 編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年05月08日

【写真をめぐる旅】うたたね 川内倫子

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やっとゴールデン・ウィークも終わり。
もともとGWなんて関係ない僕は、ずっと仕事をしていた。もっとも「お前はさんざんニュージーランドで遊んできたじゃないか」とお叱りをうけそうですが、、、。
そんな訳で仕事以外で出かけたところといえば、近所のプチ森林公園ぐらい。

ここへは、1年前ぐらいから週に4日は通い続け、歩いている。1周30分ぐらいの多少高低差のあるコースを、2〜4周。距離にして6〜12キロぐらいになると思う。
普段、体力を使う仕事をしている訳ではないので、体力維持というのが1つの目的。そして、できればあと5キロぐらい減量したい。そうしたら、すこしずつ走ろうかな、と思っているだが、いっこうに痩せる気配がない。
それどころか、今の体重を維持するのがやっとで、雨で2日ぐらい歩かずにいると一気にリバウンドしてしまう。まったく困ったものだ。

話がずれてきてしまった、、、。
GW期間中でも、僕と同じように歩いたり、ランニングしたり、犬の散歩をしたり、といつものようにすれ違う人たちがいる。その一方で、普段見かけない人が、家族で遊びにきていたり、写真を撮っていたり、少年がスケボーをしていたり、子供達が池で小魚を捕まえていたり、する。
しかしながら、そんないつもとは違うことも、僕にとっては日常の一コマである事にかわりはない。

川内倫子の写真には、そんな日常を非日常に変えるような、不思議な力がある。
あたかも自分が、(存在しないはずの)エーテルになり、空中を浮遊しながら世界を被いつくしているような感覚。ある時は限りなく対象に近づき、次の瞬間には他の自分がすべてを客観的に見下ろしている。しかし、その存在はとても危ういバランスの上に立っていて、ふと気付くとすべてが蒸発してしまいそうな、、、。
一見、露出オーバーでピンぼけ、おまけに傾いている写真。ただそれだけの写真、のように見える。それでも、ほかの人には見つけられない、オリジナルな空気をとらえていると思う。

追記:
そういえば、この写真集には「世界の中心で、愛をさけぶ」の原作本の表紙写真。といえばわかる方も多いかもしれませんが、あの写真も収められています。

4898150527
うたたね
川内 倫子

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2005年05月06日

<旅レポート>ニュージーランド後日談 2

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■物価・旅の予算など

経済の好調さを反映して、ニュージーランドの物価は確実に上がっている。ちなみにNZ株式市場の平均株価は、この1年で20%程度上昇している。まぁどこの国でもある程度のインフレはあたり前なのだが、デフレ続きの日本から訪れると「あぁ、また値上がりしてる」と少々がっかりしてしまう。

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posted by yuji at 01:42| Comment(2) | TrackBack(1) | 旅レポート / NZ 編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年04月27日

<旅レポート>ニュージーランド後日談 1

約5週間の旅を終え、日本に戻ってきて1週間が過ぎた。
不思議なもので、ニュージーランドにいるとき、約10,000キロ離れた日本は、さほど遠い場所ではなかったのだが、こちらからNZのことを思うと遥か遠くに感じられ、この1週間が1ヶ月以上の時間のように思えてしまう。
旅の記憶も、日に日に薄れていってしまうので、滞在中に気付いた事や感じた事を、少しまとめてみます。


■夕陽を観察していて気がついたこと

今年は本サイトで、毎日1枚夕陽の写真を載せているので、
NZでも欠かさず夕方の空を見上げていた。
そんな中で、NZ旅行4年目にして新しい発見、というほどではないが、今まで意識していなかった事に気がついた。

普通、夕陽っていったら、
太陽が沈んでいく西の空がオレンジ色に染まるわけだけど、
NZでは、西よりもかえって東の空の方が色づくことが少なくなかった。
これは特に雲ひとつないような条件の日には必ず起こる現象で、想像するに、空気中のダストが少ないからなんだと思う。
最初にそれに気がついた時は、西の空を眺めていて、今日の夕陽はパッとしないなぁ、と思い後ろを振り返り、ハッとさせられた。

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写真:ほぼ同時刻の西の空(上)と東の空(下)
   3/30 テアナウにて撮影


■TVの中の日本人

モーテルの部屋に泊まっている時は、ヒアリングのトレーニングの意味でもTV番組を良く見ていた。
6時からのニュースのあと、7時ぐらいから日本での報道特集のような、ニュースを少し掘り下げて取り上げる、といった番組をやっている。
TVに日本人が登場するのはめったにないのだが、僕が見ていた中で、2人の日本人がこの番組に登場した。
しかしながら、
いずれもNZでの日本人のイメージを上げることはないと思われる。

まずは、オークランド空港での検疫の様子を伝えた番組。
最初にオランダ経由で来たスペイン人が映った。
どうやらオランダ滞在中にやっていた大麻のクズが、ザックのポケットの中にわずかに残っていて、それを賢い麻薬犬が嗅ぎつけたようで、その男は連行されて行った。

そして次に登場したのが日本人だった。
40歳前後の男性だったが、真空パックになった「トウモロコシ」を持ち込もうとしたようだ。
本人の解釈が間違っていたのだと思うが、申告書に記載していなかったようで、没収されたうえ300ドル以上の罰金を支払っていた。
たかだか2片のトウモロコシをなぜ持ち込まなければならなかったのか、まずそのことが理解できない。
そして彼は最後に苦笑いを浮かべながら「アイ・アム・バカ」と言い、おどけてみせた。

もう一人、別の話題の中で登場したのは、24年前にパリで人肉事件をおこした、サガワ氏。
話の中心になっているのは、六本木の外国人パブで働いていたオーストラリア人女性の失踪事件のようであった。
数年前にあった、同様に失踪しその後遺体で発見されたイギリス人女性の事件も紹介されていたが、外国人パブ通いのサガワ氏が「私は金髪の若い女性にしか興味がない」「私は狂っている、、、」などとインタビューに答える不気味な姿が、強調されているように感じた。

まさか、事件に関わりがあると疑われているわけでもないだろうから、なぜ、日本人としても非常に特殊と言っていいこの人物の不気味さが、ここまで強調されるのか、違和感を感じた。
制作側が、この番組の中で何を伝えたかっただろうか?
僕の英語力では、良く解らなかった。
posted by yuji at 03:20| Comment(4) | TrackBack(0) | 旅レポート / NZ 編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年04月15日

<旅先通信>ニュージーランド南島 12

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昨日のことだが、初めてヒッチハイカーを乗せてあげた。

NZではヒッチハイクしながら旅行している若者を多く見かける。
街の出口あたりにいることが多い。
それは、ちょうど50キロ制限が100キロに変わる手前ぐらい、そのあたりが、もっとも合理的な位置だという理由からだが、時には100キロ制限の道を、歩きながら手を上げているのもいる。
あれじゃ運転してる方も、止まりようがないし、そもそも止まってもらおうとしているとは思えない。

テカポの町の出口あたりで、ふと目に留まったのは、一見して真面目そうな女の子だった。
普段は、途中であの川、それにあそこもチェックしておこう、なんて考えているから、乗せてあげられないのだが、この日はもう釣りの事は全く頭になく、ひたすらクライストチャーチまで走るのみだった。

止まって目的地を聞いてみると、アーサーズ・パスだという。
テカポから直接行く車はあんまりいないんじゃないの?
とは思ったが、分岐点のGeraldineまで乗せてあげることにした。

彼女はワーキングホリデー・ビザで滞在しているカナダ人。
高校を卒業してから、しばらくパートタイムで働いていた、と言っていたから、20歳ぐらいだと思う。
「ハタチ」か、、、もう記憶の彼方にある数字だ。
下手をすると自分の子供の年齢でもおかしくはないじゃないか。
まいったな。

名前はジャニス。出身はカナダの東海岸にある小さな町だと言っていた。
ところで、ジャニスといえば、ジャニス・ジョップリンやジャニス・イアンの存在のおかげで、日本でもポピュラーな名前だと思うのだが、彼女いわく「今まで私以外のジャニスに会ったことがない」そりゃ意外だ、そんなものなのだろうか?

1月からNZに来て、あちこちの町を転々と旅行しながら、レストランで働いたりしているそうだが、ビザが切れるまで1年間はNZにいて、その後はオーストラリアや太平洋の島々にも行くつもりだそうだ。
あぁ若いってイイナ。
とは思うのだが、かと言って、もう一度20歳からやり直したいか?
と聞かれれば、そうでもないと答えるだろう。
そんな若い時からやり直すのは、やっぱり相当面倒なことだ。

それはさておき、NZに来るたびに、こんな簡単な会話も聴きとれないとは、、、。
と自信を失うのだが、彼女の発音はとても分かりやすく、自分の語学力が飛躍的にアップしたと、勘違いするほどだった。
もちろん少し難しい単語が出てくると、何それ?ってことになるのだが。

ネイティヴの彼女でさえ、最初のうちKiwi英語はさっぱり解らなかった、と言っていたので、そんなものかと意味もなく安心してしまった。

という感じで、他愛もない話をあれこれとしていたのだが、いいかげん独りで運転することにも飽き飽きしていたので、良い気分転換になった。

また機会があったら、ヒッチハイカーを拾ってみよう。
でも、いかにも臭いがプーンと漂ってきそうな汚く危険そうな男や、無神経そうなカップルだけは、勘弁してくれ、と思う。
posted by yuji at 17:51| Comment(8) | TrackBack(0) | 旅先通信 / NZ 編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年04月14日

<旅先通信>ニュージーランド南島 11

ゴアを離れ、レイク・オハウで3泊、そしてクライストチャーチに戻ってきた。

ゴアを流れるM川での最後の2日間は、この旅の終わりにふさわしいものとなった。
土日ではあったが、比較的つりびとは少なく感じた。
これはローマ法王の死去によるセレモニーのためかもしれない。

快晴でほぼ無風、気温も高め、快適ではある。
しかし、やはりライズが始まるのは遅かった。
とりあえず、好きなポイントを見てまわるが、何かが起こりそうな気配すらない。
ハッチ(羽化)が始まれば、ツバメなどの鳥たちが飛びまわる。
それがひとつの合図となるのだが、、、。

しょうがなく、初めてのポイントをのぞいてみる。
すると2時ぐらいから魚たちが水面近くに浮いてきた。
ハッチは確認できなかったが、何かが始まっている。

あるポイントを眺めていると、最初はポツポツと始まったライズが、あっと言う間に、ここにこんなに魚がいたのか?と思えるほどになった。
僕は1番下流のライズから狙う。
少しずつ移動しながら餌を食べ続ける魚のコースを読みながら。
それが、ぴたりと合えば、あっさりと食ってくれる。
この場所は、あまり釣り人に攻められていなかったのだろう。

魚は、同じブラウントラウトでも、大きく分けて2種類いる。
居付きの魚は体色が濃く、針にかかってもあまり遠くまで走らず、頭を振ったり、近くを行ったり来たりするぐらいで、割とあっさり寄ってくる。

それに対して、シーラン系のは体色が薄く、掛かるとすごい勢いで、かなり遠くまで走っていってしまう。
もっともシーラン系とはいっても、おそらくは海まで下らずに、本流の下流域まで行って戻ってきているのではないか。
サイズ的にそんな感じに思える。
日本で言う戻りヤマメと同じ様な存在だろう。

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そうしてこの日は、9匹フッキングで6匹キャッチ。
翌日は7匹かけて5匹キャッチと、個人的にはとても満足のいくものだった。
欲を言えば、もっと長い時間ライズが続いて欲しいのだが、それは贅沢というものだ。

そんな訳で、釣りについてはすでに充分満足していたので、レイク・オハウではのんびりと過ごした。
かと言って全く釣りをしなかったわけではないが、ずっと高気圧が居座っているおかげで、天気は最高に良いし、それだけで言うことなしだ。

3時間ほど釣りをしたのは、トワイゼルの町から近い小さなレイク。
レイクとは名前が付いているが、1周1キロに満たない、池のようなものだ。
はっきり言って、もともと雨の少ないこのエリアでは、秋は水位が落ちすぎるし、散々釣り人の姿を見てきた魚たちは、なかなか気難しい。

こりゃ今日は無理かな?と思っていたところ、1匹だけかなりの速度でクルージングしているハイテンションな魚を見つけた。
小さめのファジーなニンフを投げ込み、わずかにリトリーブしてみると、ビューっと近づいてきてパクッと食ってしまった。

遠目には、ブラウンに見えたのだが、今回初めてのレインボートラウトだった。
55センチぐらいのパワフルな魚だったし、ブラウンとは違い、よく走るので、これ以上ないほど慎重にやりとりした。

なかなか立派な魚だった。
あまり餌が多いとも思えない、こんな環境でなぜそんなに太れるのか、と不思議に思うほど。

こんな時に限ってカメラを車に置いてきてしまった。
というよりは、あまり気負いのない時ほど、あっさり釣れる。
これは私的法則のひとつ。
車に戻りカメラを持ち出した途端、殺気が伝わるに違いない。
魚はたくさんいたのに、すべて逃げられてしまった。

そうして、また1匹釣り男に逆戻りしたのだった。
やれやれ。
posted by yuji at 18:43| Comment(2) | TrackBack(0) | 旅先通信 / NZ 編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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