2005年04月14日

<旅先通信>ニュージーランド南島 11

ゴアを離れ、レイク・オハウで3泊、そしてクライストチャーチに戻ってきた。

ゴアを流れるM川での最後の2日間は、この旅の終わりにふさわしいものとなった。
土日ではあったが、比較的つりびとは少なく感じた。
これはローマ法王の死去によるセレモニーのためかもしれない。

快晴でほぼ無風、気温も高め、快適ではある。
しかし、やはりライズが始まるのは遅かった。
とりあえず、好きなポイントを見てまわるが、何かが起こりそうな気配すらない。
ハッチ(羽化)が始まれば、ツバメなどの鳥たちが飛びまわる。
それがひとつの合図となるのだが、、、。

しょうがなく、初めてのポイントをのぞいてみる。
すると2時ぐらいから魚たちが水面近くに浮いてきた。
ハッチは確認できなかったが、何かが始まっている。

あるポイントを眺めていると、最初はポツポツと始まったライズが、あっと言う間に、ここにこんなに魚がいたのか?と思えるほどになった。
僕は1番下流のライズから狙う。
少しずつ移動しながら餌を食べ続ける魚のコースを読みながら。
それが、ぴたりと合えば、あっさりと食ってくれる。
この場所は、あまり釣り人に攻められていなかったのだろう。

魚は、同じブラウントラウトでも、大きく分けて2種類いる。
居付きの魚は体色が濃く、針にかかってもあまり遠くまで走らず、頭を振ったり、近くを行ったり来たりするぐらいで、割とあっさり寄ってくる。

それに対して、シーラン系のは体色が薄く、掛かるとすごい勢いで、かなり遠くまで走っていってしまう。
もっともシーラン系とはいっても、おそらくは海まで下らずに、本流の下流域まで行って戻ってきているのではないか。
サイズ的にそんな感じに思える。
日本で言う戻りヤマメと同じ様な存在だろう。

nz050410.jpg


そうしてこの日は、9匹フッキングで6匹キャッチ。
翌日は7匹かけて5匹キャッチと、個人的にはとても満足のいくものだった。
欲を言えば、もっと長い時間ライズが続いて欲しいのだが、それは贅沢というものだ。

そんな訳で、釣りについてはすでに充分満足していたので、レイク・オハウではのんびりと過ごした。
かと言って全く釣りをしなかったわけではないが、ずっと高気圧が居座っているおかげで、天気は最高に良いし、それだけで言うことなしだ。

3時間ほど釣りをしたのは、トワイゼルの町から近い小さなレイク。
レイクとは名前が付いているが、1周1キロに満たない、池のようなものだ。
はっきり言って、もともと雨の少ないこのエリアでは、秋は水位が落ちすぎるし、散々釣り人の姿を見てきた魚たちは、なかなか気難しい。

こりゃ今日は無理かな?と思っていたところ、1匹だけかなりの速度でクルージングしているハイテンションな魚を見つけた。
小さめのファジーなニンフを投げ込み、わずかにリトリーブしてみると、ビューっと近づいてきてパクッと食ってしまった。

遠目には、ブラウンに見えたのだが、今回初めてのレインボートラウトだった。
55センチぐらいのパワフルな魚だったし、ブラウンとは違い、よく走るので、これ以上ないほど慎重にやりとりした。

なかなか立派な魚だった。
あまり餌が多いとも思えない、こんな環境でなぜそんなに太れるのか、と不思議に思うほど。

こんな時に限ってカメラを車に置いてきてしまった。
というよりは、あまり気負いのない時ほど、あっさり釣れる。
これは私的法則のひとつ。
車に戻りカメラを持ち出した途端、殺気が伝わるに違いない。
魚はたくさんいたのに、すべて逃げられてしまった。

そうして、また1匹釣り男に逆戻りしたのだった。
やれやれ。
posted by yuji at 18:43| Comment(2) | TrackBack(0) | 旅先通信 / NZ 編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
私的法則ですか????

これ意外と正しいのかも知れませんね。
私も、試してみるか(笑)

そろそろ、帰国時期ですね!?
釣りも暫くしなくても良い感じの仕上がりとなっているようで羨ましい限りです!

私、今週末は休んで、来週、そしてGWは、北Kを拠点に、尺山女魚の住まいを探索してみます!!

今年は、何か、1匹の山女魚すら釣れない気がしてならないんですけど。。。。

帰国後、日本で釣りをするようであれば(もう充分か?)、ご一報を。

それでは、無事に帰国できますように!!
Posted by j at 2005年04月15日 13:45
やはり、こっちの意気込みが魚に伝わってしまう気がするのですが、、、。

もちろん、
jさんの哀愁ただよう後ろ姿を拝みに、
北Kに付き合わせて頂きますよ!(笑)
偵察よろしくね。
Posted by yuji@管理人 at 2005年04月15日 18:01
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