2005年07月02日

【サウンドトリップ】SUBTLE / a happy spleen

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ア・ハッピー・スプリーンサトル / ア・ハッピー・スプリーン

2004年の2月から4月にかけて2ヶ月ほどニュージーランドの南島を旅したのだが、この年は「夏がなかった」と言われるほど不安定な天候がずっと続いていた。4月に入って南島の中でもいちばん南の地域「サウスランド」に滞在していた時も、毎日のように雨が降り、時には激しくヒョウが降ったりしていた。
何しろ自然の中で遊ぶのがNZでの一番の楽しみなのだから、雨の日はやることがなくて困ってしまう。キャンプ場のチープなキャビンで雨音が大きく響くなか本を読んだり、カフェでカプチーノを飲みながらぼ〜っとしたりする。

そんな雨の日にBGMとして流れていてほしいのが、このアルバムだ。

2001年に発表された、仙台出身の瀬川雄太と中谷俊介によるユニット"SUBTLE"の1stアルバム。Tortoise(トータス)に代表される音響派・ポストロックと呼ばれるインストルメンタル作品だが、個人的にはそんなジャンル分けには収まらない名盤だと思っている。
2004年8月には、コンセプトをさらに深化させた2ndアルバムがリリースされたが、この1stは構成がシンプルなぶんメロディーの素晴らしさが際立っている愛すべき作品。
映画「ピンポン」のサウンドトラックに使われたり、金子奈緒さんがナビゲートしていたJ-WAVEの「PRIME ANGLE」や現在の「RENDEZ-VOUS」という番組ではナレーションのBGMとして流れていたりする。そのほかTVプログラムの中でも使われていることが多い。

僕がこのアルバムを初めて聞いたのは、偶然か必然か彼らの出身地の仙台にある「メディアテーク」という建物の中にあるミュージアムショップ的なところ。伊東豊雄設計によるガラスのスキンに被われたとても現代的な建物だが、通りの豊かな緑が建物のガラスを通して見える、つまり自然と人工物が溶け合う、といった空間と見事にマッチしていた。(即購入してしまいました)

アコースティック楽器と電子音が、ときに涼しげに、ときに優しく絡み合う。そんなサウンドが、梅雨時期の蒸し暑い空気を、しっとりを涼しげなものに変えてくれるだろう。

<サトルの作品>
● a happy spleen
● lukewarm sea

<関連作品>
● Tortoise / TNT
● Tortoise / Standards
● Dosh / Pure Trash

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posted by yuji at 14:57| Comment(63) | TrackBack(0) | サウンド・トリップ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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